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サルコペニア・フレイルと糖尿病(水谷 利紗)

サルコペニアとフレイル  年齢を重ねるにつれて、心や身体に変化を感じる方が多いと思います。たとえば、「体力が落ちたな」 「食が細くなったな」、「やる気が起きないな」と感じることはありませんか?フレイルとは、「加齢により、 […]

最後まで口から食べるために!(島田 和美)

 私は調剤薬局の認定栄養ケア・ステーションで勤務しており、来局される方や、地域の方に講演を行うなど、いろいろな方とお会いする機会があります。その中で感じることは「食べる」ことに興味がない方は少ないけれど、今まで栄養の相談 […]

骨粗鬆症予防の食事(堀川 三由紀)

 高齢になると、ちょっとした転倒でも骨折につながることがあります。これは加齢とともに筋力が低下し、歩くときに足が上がらなくなって転倒しやすくなることに加え、骨がもろくなっていくためです。骨折による安静、運動量の低下はさら […]

食事を楽しむ習慣を(宇野 千晴)

 フレイルとは、加齢にともなってさまざまな機能の低下が進み、それによって健康障害を起こしやすくなっている状態のことを言います。運動機能や認知機能が衰えると、介護の必要な状態に陥るリスクも高まります。心身が衰え、疲れやすく […]

フレイル予防のためのセルフチェック(熊澤 勇介)

 病院で栄養士をやっておりますと「体に良い」「病気に効く」食べ物はありませんか、と聞かれることが多くあります。よくある質問だけれど、返答はなかなか難しい。答えはあるとも言えるし、ないとも言えるからです。実際、専門家に聴く […]

しっかり食べて予防する透析患者のサルコペニア(岩﨑 早耶)

 私が勤める西の京病院は4つの透析センターを併設し、約350名の透析患者さんに治療を提供しています。透析患者さんのサルコペニア発症率は高く、早期からの運動・食事療法がとても重要です。当院では透析患者さんがしっかり食べて元 […]

心と身体、やさしいリズム。季節の味わいで、笑顔あふれる毎日を。(土屋 文美)

 低栄養を予防したり改善したりするために、バランスのとれた食事を通じて身体に必要な栄養素を摂り、適度な運動を継続していくことが大切であることは、皆さんご存知の通りだと思います。何をどのくらい、どのような組み合わせで食べる […]

「痩せ願望の18歳、81歳望んでないのに低栄養」(松岡 良平)

 人は日常の食生活において、ちゃんと食べていれば「肥満」「低栄養」など太りすぎ、痩せすぎの偏りを招くことはないのです。しかしながら、人生は不思議なもので体格に対する若い時代の考えは、可能な限りスマートな体格にあこがれを抱 […]

積極的な栄養摂取でフレイル・サルコペニアを防ごう!(山田 悠史)

フレイルってなに??  フレイルとは、「加齢により心身の活力が徐々に低下した状態」を表した言葉で、転倒や日常生活の障害、要介護の発生、死亡リスクの増大の要因となると言われています。「健康」と「要介護状態」の中間点といえば […]

「しっかり食べて元気にフレイル予防」の定着を目指して(小野 詠子)

 高齢者が可能な限り住み慣れた地域において自立した日常生活を送れるよう、保健師、社会福祉士、ケアマネジャーが介護だけでなく保健・医療・福祉に関する総合的な支援を行う総合的窓口のことを地域包括支援センターと言い、倉敷市では […]

体内時計を意識して、良い朝食習慣で元気はつらつ!(木下 かほり)

1. 体内時計を意識するって?  皆さんもご存知のとおり、太陽の日の出から日の入りによる地球の明暗周期は24時間です。しかしながらヒトの体内時計の周期は約25時間と、地球の明暗周期より少し長いことが知られています。そのた […]

リハビリテーション栄養とセルフマネジメント(二井 麻里亜)

リハビリテーション栄養とは  本来は病院や施設などで、リハビリテーション(リハ)と栄養管理の双方の視点から、適切な評価、診断、ゴール設定などを行い、機能(体と心)、活動(日常生活活動や運動など)、参加(社会や家庭での役割 […]

低栄養を予防するためにコンビニ商品を利用しよう(大仲 康子)

現在、高齢化社会突入!  誰もがいつまでも健康で、自分の足で歩け、食べられることを願っていると思います。1970年から65歳以上の占める割合が7%を超えた高齢化社会に突入し、2025年には30%に達すると予測されています […]

100歳にむけて、健康に良い食事(春口 佳美)

 人生100年時代を幸せに生きるためには、健康寿命(寝たきりや認知症で介護が必要な期間を含まない寿命)を延ばすことが大切です。そのためには「健康な食事」の実践が必要になります。 1.「健康な食事」とは  健康な心身の維持 […]

健康寿命を延ばすのはフレイル予防が大切!(久永 文)

フレイルとは  厚生労働省は2019年に食べて元気にフレイル予防と題してパンフレットを作成しました。フレイル(虚弱:Frailty)とは、厚生労働省研究班の報告書で「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し […]

高齢期の新たな課題(齊藤 大蔵) 

サルコペニアとは?  年をとるとともに、体のあらゆる部分が変わってきます。骨がもろくなったり、体力が落ちたりしますが、最も気を付けるべき変化の一つに「サルコペニア」があります。サルコペニアとは、主に年齢に伴い筋肉が減少し […]

Beyondコロナの栄養と食生活(田貝 泉)

ポジティヴヘルスの考え方  2022年の日本人の平均寿命は、新型コロナウイルスの流行で高齢者の死者が増えたことが影響し、2年連続で前年を下回ってはいますが、男性81.05歳 女性87.09歳です。このような超高齢社会は、 […]

元気に過ごすためには「筋肉」が鍵!(佃 暁子)

1、ロコモティブシンドローム(ロコモ)・・・聞いたことはありますか?  元気に過ごすためには動けるからだにしておくことが大切! ロコモは要介護への入り口です!ロコモ→筋肉が衰える(骨折しやすい・関節が痛い)→歩きにくい→ […]

夏の疲れを改善し、低栄養予防を!(大沢 愛)

 夏もだいぶ過ぎましたが、まだまだ暑い夏は続きそうですね。 「なんとなく調子が悪い」「食欲がない」「身体がだるい」などといった症状は見られてはいませんか。こういった症状が見られた方は夏の疲れが溜まっているサインかもしれま […]

フレイル予防で健康寿命を延ばす(飯島 令子)

フレイルと健康寿命  健康寿命を延ばすには、フレイル予防が重要!と言われています。フレイルは「健康」と「要介護」の中間で、心身が衰え始めた状態のことを指します。日本人は男女共に平均寿命が世界トップレベルですが、健康寿命は […]

低栄養の改善にMCT(中鎖脂肪酸油)を活用しよう(國見 友恵)

1.栄養のギアチェンジと高齢者が抱える課題  厚生労働省は、1978年より国民健康づくり対策を始めました。2013年、第3次国民健康づくり対策では(1)健康寿命の延伸と健康格差の縮小、(2)主要な生活習慣病の発症予防と重 […]

蛋白質の摂取目標量はどれくらい?私は摂れている?(中川 裕加)

 健康で生き生きとした毎日を過ごすためには、自分でどこでも行ける、歩けることが大事です。歩くためには筋肉が不可欠です。この大事な筋肉をいつまでも維持するためには、筋肉の材料となる蛋白質が重要となります。 1.自分の蛋白質 […]

間食を上手に利用して、低栄養予防を(北谷 彩香)

 栄養食事指導中に高齢の患者さんから「私はあまり動かないから、そんなに食べなくてもいいのよ。」「食欲がないから、朝はコーヒーだけ。」「ご飯と漬物さえあれば十分よ。」という言葉を聞くことがあります。このような発言は低栄養状 […]

栄養や運動は「人と繋がる」ことで活きてくる(井尻 吉信)

1.心当たりはありませんか?  私は日頃、地域の内科クリニックにおいて、糖尿病や腎臓病などを持つ患者様に対する栄養食事支援を担当しています。その中で最近、以下のような患者様に遭遇する機会が少なくありません。 ①80歳、女 […]

バランスのよい食事を意識して低栄養を防ぎましょう!(長谷川 民子)

 「バランスよく食べましょう」という言葉を聞かれる機会はありませんか?それが実際にはどういうことなのかをお話していきます。(図1) 適切なエネルギーを知る  適切なエネルギーを摂ることで、痩せや低栄養を防ぐことができます […]

フレイル予防のための食事のコツ(髙﨑 美幸)

フレイルって言葉を聞かれたことがありますか?  「フレイル」とは、「身体機能」という”体を動かす力”が低下し、介護は必要ではないけれど、日常生活動作に衰えがみられる状態のことを言います。介護が必要となる”一歩手前”の状態 […]

しっかり噛んで、食べて、フレイルを予防しよう(藤本 浩毅)

 「肉を食べている人は元気だ」とよく聞く。確かに高齢の方で元気な人は、肉が好きな方が多いかもしれない。しかし、いつもこの言葉を聞くときに、心に引っかかる部分がある。それは、肉を食べているから元気なわけではなく、元気だから […]

低栄養・フレイルサルコペニアの予防や対策(宮澤 靖)

 低栄養・サルコペニアが進行すると、身体の機能が低下することがあります。例えば、日常生活動作が困難になる、転倒しやすくなる、歩行速度が遅くなるなどの症状が現れることがあります。筋力が低下すると、転倒や骨折のリスクが増加す […]